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長い長い殺人 (カッパ・ノベルス)
admin ( 2002/01/20 )

事件の周辺にいる人たちの財布の視点で書かれた小説。異色の雰囲気はあるが「火車」と同じような外堀型[事件の中心人物が出てこない]の小説[この小説では犯人の財布もでてくるが…]。1989年ごろから掲載されたものらしい、初期宮部。読んでると財布が語り手だというのを忘れてしまう時がある。財布って動けない分だけ制約があるがとてもおもしろい小説だった。

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