平安時代から室町時代にかけて制作された仏教説話絵や絵巻には、主題とは関係のない当時の庶民たちの生活ぶりが描かれています。やがて、桃山時代になるとそれは独立して風俗画と呼ばれる新たな絵画になります。そこには人々の活気に満ちた暮らしの楽しさが実に快活に描かれています。風俗を描く絵画には、それぞれの時代における日々の暮らしを再現して、喜怒哀楽を追体験するという鑑賞のおもしろさがあります。本展では、時代ごとの臨場感あふれる風俗表現とその展開を、最新の研究成果を交えてご紹介します。
近代彫刻の父と称されるオーギュスト・ロダン(1840-1917)、今日ではマティスやドランなどの師としてその名を知られる画家ウジェーヌ・カリエール(1849-1906)。この展覧会はふたりの直接の交流を軸に、その表現を比較するとともに、根底に流れる感覚や思想の共通性を探ろうとするものです。
世界初。ナスカの地上絵、ナスカの雄大な平原を、最先端技術による圧倒的映像クオリティーで再現。体験型、ヴァーチャルシアターで、あなたをナスカの上空へと誘います。いったい誰が、なぜ、何のために地上絵を描いたのか。千数百年前に思いを馳せ想像力を膨らませれば、あなたの中に新たな説が生まれるかもしれない・・・
歴代王室が収集してきた比類ない絵画コレクションを擁し、世界屈指の美術館として知られるスペイン・マドリードのプラド美術館。 歴史と伝統のヨーロッパ芸術が最も輝いていたとされる時代の美術品を中心としたコレクションが特徴です。
天台宗開宗1200年を記念して、比叡山延暦寺ほか全国の天台宗関係の寺院に伝わる文化財を一堂に展観します。開祖最澄と天台の祖師の肖像や筆跡をはじめ、「法華一乗」の教えを中心に、密教、浄土教、禅、神道の理解までを含む総合的な教学が育んだ多彩な仏教美術をご覧いただきます。
─今、明かされる伝説の画家のすべて2006(平成18)年は藤田嗣治の生誕120年にあたります。これを記念して、このたび、その全画業を紹介する展覧会を初めて開催します。
東京オペラシティ文化財団の芸術監督でもあった武満徹の没後10年を記念して、コンサートホールとアートギャラリーが連動し開催するプロジェクト「武満徹 ─ Visions in Time」。
アラビア窯は、 1873年、フィンランドのヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立されました。翌年に操業を開始したこの製陶所の名前は、その地名に由来します。当初はスウェーデンのロールストランド窯の傘下にありましたが、多くの芸術家たちを登用して洗練されたデザインを次々に生み出し、1916年に独立。以来、アラビア窯はフィンランドの国民的なやきものとして、人々の日常生活やハレの日に欠かせないものになりました。